专利摘要:
シリコーンエラストマーと、少なくとも1つのアクリロイルエチルトリ(C1−C3アルキル)アンモニウム塩から選択されたモノマー単位を有しているカチオン性コポリマーと、光反射性円板形粒子と、を含む化粧用組成物が提供される。組成物は、皮膚に輝きおよびソフトフォーカスの効果を与えるために特に有用である。特に有用なカチオン性コポリマーは、アクリルアミド/アクリロイルエチルトリメチルアンモニウムクロリド/トリス(ヒドロキシメチル)アクリルアミドメタンコポリマーである。
公开号:JP2011512376A
申请号:JP2010547133
申请日:2009-01-29
公开日:2011-04-21
发明作者:バートロン,ジヨン・ブライアン;ポロンカ,ジヤツク
申请人:ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ;
IPC主号:A61K8-81
专利说明:

[0001] 本発明は、皮膚の外観を改善する組成物、特に、皮膚の自然な外観を維持しつつ毛穴のような形態欠陥およびむらのある皮膚の色調を十分に覆い隠す組成物に関する。]
背景技術

[0002] カラー化粧品のマット効果はユーザーの要望である。マットな仕上がりは、脂性肌が特に高温高湿条件下で光るのを防ぐ。タルク、シリカ、カオリンおよびその他の無機微粒子のような吸収性充填材が使用され、これらの材料はその光学的特性によって効果を発揮してきた。]
[0003] 形態欠陥のある皮膚は光透過を操作することによって2つの方法で隠蔽できる。第一の方法ではカラー化粧品の成分が光源に向かって光を反射するだけである。これに代わる方法は、ソフトフォーカス効果を得る方法であると考えられている。この方法では、到来する光を散乱(レンズ作用)によって歪ませる。このメカニズムにおいてカラー化粧品の成分は光を様々な方向に曲げたり捩ったりするレンズとして機能する。]
[0004] 形態欠陥のある皮膚をマット効果によって隠蔽することが望まれる反面で、健康的な皮膚の輝きを得ることも要望されている。過度に不透明な化粧膜は皮膚をペイント様塗膜で覆う。欠陥は隠れるが輝きも失われる。光透過を十分に妨害できない場合には、逆効果になる。すなわち、色艶は健康的であるかもしれないが、美的には歓迎されない皮膚の形態欠陥および色調が目立つであろう。]
[0005] US 5 997 890(Sineら)、US 5 972 359(Sineら)およびUS 6 174 533 B1(SaNogueira,Jr.)はいずれも、皮膚の形態欠陥を十分に覆い隠す表在組成物を目的としている。これらの文献によって提案された解決は、屈折率が少なくとも約2であり一次粒子が約100から約300nmの正味粒度をもつ金属酸化物を使用することである。好ましい微粒子は二酸化チタン、酸化ジルコニウムおよび酸化亜鉛である。]
[0006] 架橋オルガノポリシロキサンエラストマーのようなシリコーンゲル化剤は良好な皮膚感触性を有するのでメーキャップ組成物に有用であることが知見されていた。たとえば、US 5 266 321(Shukuzakiら)は、シリコーンゲル架橋エラストマー、二酸化チタン、雲母および酸化鉄から成る油性メーキャップ組成物を開示している。日本特許出願61−194009(Harashima)は、硬化オルガノポリシロキサンエラストマー粉末と、タルク、二酸化チタン、酸化亜鉛および酸化鉄から選択され得る顔料とを含むメーキャップ組成物を記載している。]
[0007] 公知技術では十分に対処できなかった課題は、良好な皮膚感触を与える系においてソフトフォーカスおよび輝きという2つの特性を付与できる適正な光学特性の組成物を提供することである。]
先行技術

[0008] 米国特許第5 997 890号明細書
米国特許第5 972 359号明細書
米国特許第6 174 533号明細書
米国特許第5 266 321号明細書
特開昭61−194009号公報]
[0009] (i)0.01から30重量%の架橋シリコーンエラストマーと、
(ii)アクリロイルエチルトリ(C1−C3アルキル)アンモニウム塩のモノマー単位を有している0.1から20重量%のカチオン性コポリマーと、
(iii)0.1から5重量%の光反射性円板形粒子と
(iv)化粧品に許容される担体と、
を含む化粧用組成物が提供される。]
[0010] ソフトフォーカスおよび輝きという2つの効果は、架橋シリコーンエラストマーと、モノマー単位の少なくとも1つとしてアクリロイルエチルトリ(C1−C3アルキル)アンモニウム塩が存在するカチオン性コポリマーと、光反射性円板形粒子の組合せによって得られることがここに知見された。]
[0011] 架橋シリコーンエラストマー
本発明の1つの成分は架橋シリコーン(オルガノポリシロキサン)エラストマーである。架橋シリコーンエラストマーの出発材料として使用できる硬化性オルガノシロキサンの種類に関して特別な制約は存在しない。これらについて実例を挙げると、SiH−含有ジオルガノポリシロキサンとケイ素結合ビニル基を有するオルガノポリシロキサンとの間の付加反応によって白金金属触媒作用下に硬化する付加反応硬化性オルガノシロキサン組成物;ヒドロキシル終結ジオルガノポリシロキサンとSiH−含有ジオルガノポリシロキサンとの間の脱水素反応によって有機スズ化合物の存在下で硬化する縮合硬化性オルガノポリシロキサン組成物;ヒドロキシル終結ジオルガノポリシロキサンと加水分解性オルガノシランとの縮合反応によって有機スズ化合物またはチタネートエステルの存在下で硬化する縮合硬化性オルガノポリシロキサン組成物(この縮合反応の代表例は脱水、アルコール遊離、オキシム遊離、アミン遊離、アミド遊離、カルボキシル遊離およびケトン遊離反応である);有機過酸化物触媒の存在下で熱硬化する過酸化物硬化性オルガノポリシロキサン組成物;ガンマ線、紫外線または電子線のような高エネルギー輻射によって硬化するオルガノポリシロキサン組成物がある。]
[0012] 硬化が迅速であるおよび硬化の均一性がよいという理由で付加反応硬化性オルガノポリシロキサン組成物が好ましい。特に好ましい付加反応硬化性オルガノポリシロキサン組成物は、
(A)各分子中に少なくとも2個の低級アルケニル基を有しているオルガノポリシロキサンと、
(B)各分子中に少なくとも2個のケイ素結合水素原子を有しているオルガノポリシロキサンと、
(C)白金型触媒と、
から製造される。]
[0013] 本発明の架橋シロキサンエラストマーは、乳化性または非乳化性の架橋オルガノポリシロキサンエラストマーまたはそれらの組合せでよい。ここに使用した“非乳化性”という用語は、ポリオキシアルキレン単位が存在しない架橋オルガノポリシロキサンエラストマーを定義する。ここに使用した“乳化性”という用語は、少なくとも1つのポリオキシアルキレン(たとえばポリオキシエチレンまたはポリオキシプロピレン)単位を有している架橋オルガノポリシロキサンエラストマーを意味する。]
[0014] 特に有用な乳化性エラストマーは、ジビニル化合物特にポリシロキサン骨格のSi−H結合に反応性の少なくとも2つの遊離ビニル基を有しているシロキサンポリマーから形成されたポリオキシアルキレン改質エラストマーである。好ましくはエラストマーが、分子的に球形のMQ樹脂にSi−H部位によって架橋したジメチルポリシロキサンである。]
[0015] 好ましいシリコーンエラストマーは、ジメチコーン/ビニルジメチコーンクロスポリマー、ジメチコーンクロスポリマーおよびポリシリコーン−11というINCI名称で入手可能なオルガノポリシロキサン組成物である。これらの材料はジメチコーン流体(通常はシクロメチコーン)に溶解または懸濁した1から30%の架橋シリコーンエラストマーとして提供されるのが普通である。“架橋シリコーンエラストマー”の定義は、エラストマー単独を表すもので、溶媒(たとえばジメチコーン)担体も含有する完全市販組成物を表すものではない。]
[0016] ジメチコーン/ビニルジメチコーンクロスポリマーおよびジメチコーンクロスポリマーは、Dow Corning(9040、9041、9506および9509)、General Electric(SFE 839)、Shin Etsu(KSG−15、16、18[ジメチコーン/フェニルビニルジメチコーンクロスポリマー])、および、Grant Industries(GransilTM銘柄の材料)のような様々な供給業者から入手でき、ラウリルジメチコーン/ビニルジメチコーンクロスポリマーはShin Etsuによって供給されている(たとえばKSG−31、KSG−32、KSG−41、KSG−42、KSG−43およびKSG−44)。]
[0017] 他の適当な市販のシリコーンエラストマー粉末は、Shin−EtsuからKSP−100、KSP−101、KSP−102、KSP−103、KSP−104およびKSP−105として販売されているビニルジメチコーン/メチコーンシレスキオキサンクロスポリマー、および、Shin−EtsuからそれぞれKSP−200およびKSP−300として販売されているフルオロアルキル基またはフェニル基を含有するハイブリッドシリコーン粉末を含む。]
[0018] 本発明の架橋シリコーンエラストマーは化粧用組成物の0.01から30重量%、好ましくは0.1から10重量%、最適には0.5から2重量%の濃度範囲でよい。これらの重量値は、Dow Corningの製品DC 9040のような市販の“エラストマー”シリコーン中に見出されるシクロメチコーンのような溶媒を除いた値である。たとえば、DC 9040およびDC 9045中の架橋シリコーンエラストマーの量は12から13重量%の間である。]
[0019] 最も好ましいシリコーンエラストマーは、平均が38ミクロンで範囲が25から55ミクロンのD5シクロメチコーン膨潤エラストマー粒度(体積基準で球形粒子として計算)を有しているDC 9045である。]
[0020] カチオン性コポリマー
本発明のカチオン性コポリマーは、アクリロイルエチルトリ(C1−C3アルキル)アンモニウム塩を反復単位の1つとして組込んでいる。このモノマー単位に関する“塩”という用語は非限定的に、塩化物、臭化物、硫酸塩、スルホン酸塩、硝酸塩、トシラート、リン酸塩およびホスホン酸塩を意味する。“コポリマー”という用語は、少なくとも2種類の異なるモノマー反復単位、好ましくは3種または4種の異なるモノマー反復単位を意味する。架橋するモノマー単位が特に有用である。]
[0021] アクリロイルエチルトリ(C1−C3アルキル)アンモニウム塩モノマー単位と共にコポリマーを形成するモノマーは、スチレン、アクリル酸、メタクリル酸、塩化ビニル、酢酸ビニル、ビニルピロリドン、イソプレン、ビニルアルコール、ビニルメチルエーテル、クロロ−スチレン、ジアルキルアミノ−スチレン、マレイン酸、アクリルアミド、メタクリルアミド、トリス(ヒドロキシメチル)−アクリルアミドメタンおよびそれらの混合物を含む。“酸”という用語が出現する場合、この用語は遊離酸だけでなく、それらのC1−C30アルキルエステル、無水物および塩も意味する。酸の塩は好ましくはアンモニウム、アルカノールアンモニウム、アルカリ金属およびアルカリ土類金属の塩のようなアニオンであろうがこれらに限定はされない。アンモニウム塩およびアルカノールアンモニウム塩が最も好ましい。]
[0022] 本発明の目的に最も好ましいカチオン性コポリマーは、アクリルアミド/アクリロイルエチルトリメチルアンモニウムクロリド/トリス(ヒドロキシメチル)−アクリルアミドメタンコポリマーであり、商標7688 MPでSeppic Inc.から市販されている。]
[0023] 本発明のコポリマーの数平均分子量は、1,000から3,000,000、好ましくは3,000から100,000、最適には10,000から80,000の範囲であろう。]
[0024] コポリマーの量は、組成物の0.1から20重量%、好ましくは0.5から10重量%、より好ましくは1から7重量%、最適には1.5から5重量%の範囲でよい。]
[0025] 光反射性円板形粒子
本発明の組成物のもう1つの必要成分は、光反射性円板形粒子成分である。これらの粒子は10,000から30,000nmの範囲の平均粒度D50を有するであろう。これらの粒子の屈折率は少なくとも1.8、一般には1.9から4、より好ましくは2から3、最適には2.5から2.8の間であるのが好ましい。]
[0026] 光反射性粒子の非限定的代表例はオキシ塩化ビスマス(単結晶円板)および二酸化チタン被覆雲母である。適当なオキシ塩化ビスマス結晶は、EMIndustries Inc.から商標Biron(R)NLY−L−2X COおよびBiron(R) Silver CO(円板がヒマシ油に分散している);Biron(R) Liquid Silver(円板がステアレートエステルに分散している);およびNailsyn(R) IGO、Nailsyn(R) II C2XおよびNailsyn(R) II Platinum 25(円板がニトロセルロースに分散している)として入手できる。オキシ塩化ビスマスがC2−C40アルキルエステルに分散しているBiron(R) Liquid Silverのような系が最も好ましい。]
[0027] 適当な二酸化チタン被覆雲母円板としては、EMIndustries Inc.から入手できる材料がある。これらは、Timiron(R) MP−10(粒度範囲10,000−30,000nm)、Timiron(R) MP−14(粒度範囲5,000−30,000nm)、Timiron(R) MP−30(粒度範囲2,000−20,000nm)、Timiron(R) MP−101(粒度範囲5,000−45,000nm)、Timiron(R) MP−111(粒度範囲5,000−40,000nm)、Timiron(R) MP−1001(粒度範囲5,000−20,000nm)、Timiron(R) MP−155(粒度範囲10,000−40,000nm)、Timiron(R) MP−175(粒度範囲10,000−40,000nm)、Timiron(R) MP−115(粒度範囲10,000−40,000nm)、Timiron(R) MP−127(粒度範囲10,000−40,000nm)を含む。Timiron(R) MP−111が最も好ましい。二酸化チタン被膜対雲母円板の重量比は、1:10から5:1、好ましくは1:1から1:6、より好ましくは1:3から1:4の範囲であろう。好ましい組成物は概して、雲母の被覆に必要な二酸化チタン以外の二酸化チタンを実質的に含有しないのが有利であろう。]
[0028] 雲母に対して二酸化チタン以外の被膜も適当であろう。このような代替材料の1つがシリカ被膜である。]
[0029] 光反射性円板形粒子の量は組成物の0.1から5重量%、好ましくは0.5から3重量%、より好ましくは0.8から2重量%、最適には1から1.5重量%の範囲でよい。]
[0030] 本発明の組成物が無被覆雲母を含むのも有利であろう。これらの雲母粒子はやはり円板形であるが上述の被覆雲母よりも粒子の厚みが薄く粒度も小さい。Merck−Ronaから入手可能なSatin Micaが特に好ましい。これらは光散乱円板によって与えられた過剰なきらめきを除去するために有用である。無被覆雲母の粒度は15,000nm以下、平均(体積)粒度は1,000から10,000nm、好ましくは5,000から8,000nmが有利である。]
[0031] 無被覆雲母の量は組成物の0.05から2重量%、好ましくは0.1から1.5重量%、最適には0.4から0.8重量%の範囲でよい。]
[0032] 化粧品に許容される担体および任意成分
本発明の組成物はまた、化粧品に許容される担体を含むであろう。担体の量は、組成物の1から99.9重量%、好ましくは70から95重量%、最適には80から90重量%の範囲でよい。有用な担体としては、水、皮膚緩和剤、脂肪酸、脂肪アルコール、増粘剤およびそれらの組合せがある。担体は水性、無水物またはエマルションであろう。好ましくは組成物が水性であり、特に、W/O型もしくはO/W型または3相のW/O/W型の水と油のエマルションである。水が存在するとき、その量は組成物の5から95重量%、好ましくは20から70重量%、最適には35から60重量%の範囲でよい。]
[0033] 皮膚緩和材料は化粧品に許容される担体として有用である。これらはシリコーン油、天然または合成のエステルおよび炭化水素の形態であろう。皮膚緩和剤の量は組成物の0.1から95重量%、好ましくは1から50重量%の範囲内のいずれかの値でよい。]
[0034] シリコーン油は揮発性品種および不揮発性品種に分類される。この文中に使用した“揮発性”という用語は、周囲温度で測定可能な蒸気圧を有している材料を表す。揮発性シリコーン油は好ましくは、3から9個、好ましくは4から5個のケイ素原子を有している環状(シクロメチコーン)または直鎖状のポリジメチルシロキサンから選択される。]
[0035] 皮膚緩和材料として有用な不揮発性シリコーン油は、ポリアルキルシロキサン、ポリアルキルアリールシロキサンおよびポリエーテルシロキサンコポリマーを含む。本発明に有用な本質的に不揮発性のポリアルキルシロキサンはたとえば、25℃で5×10−6から0.1m2/秒の粘度を有しているポリジメチルシロキサンを含む。本発明組成物に有用な好ましい不揮発性皮膚緩和剤としては、25℃で5×10−5から4×10−4m2/秒の粘度を有しているポリジメチルシロキサンがある。]
[0036] エステル皮膚緩和剤の例を以下に挙げる:
(a)10から24個の炭素原子を有している飽和脂肪酸のアルキルエステル。その例は、ベヘニルネオペンタノエート、イソノニルイソナノノエート、イソプロピルミリステートおよびオクチルステアレートを含む;
(b)エトキシル化飽和脂肪アルコールの脂肪酸エステルのようなエーテル−エステル;
(c)多価アルコールエステル。エチレングリコールモノ−およびジ−脂肪酸エステル、ジエチレングリコールモノ−およびジ−脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール(200−6000)モノ−およびジ−脂肪酸エステル、プロピレングリコールモノ−およびジ−脂肪酸エステル、ポリプロピレングリコール2000モノステアレート、エトキシル化プロピレングリコールモノステアレート、グリセリルモノ−およびジ−脂肪酸エステル、ポリグリセロールポリ−脂肪エステル、エトキシル化グリセリルモノ−ステアレート、1,3−ブチレングリコールモノステアレート、1,3−ブチレングリコールジステアレート、ポリオキシエチレンポリオール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、および、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルが好適な多価アルコールエステルである。ペンタエリトリトール、トリメチロールプロパンおよびC1−C30アルコールのネオペンチルグリコールエステルが特に有用である;
(d)蜜蝋、鯨蝋およびトリベヘニンワックスのようなワックスエステル;
(e)スクロースポリベヘネートおよびスクロースポリコットンシーデートのような脂肪酸の糖エステル。]
[0037] 天然のエステル皮膚緩和剤は主としてモノ−、ジ−およびトリ−グリセリドを基剤とする。代表的なグリセリドは、ヒマワリ種油、綿実油、ルリヂサ油、ルリヂサ種油、サクラソウ油、ヒマシ油、水添ヒマシ油、米ヌカ油、ダイズ油、オリーブ油、、ベニバナ油、シアバター、ホホバ油およびそれらの組合せを含む。動物由来の皮膚緩和剤はラノリン油およびラノリン誘導体によって代表される。天然エステルの量は組成物の0.1から20重量%の範囲でよい。]
[0038] 化粧品に許容される担体として好適な炭化水素は、ペトロラタム、鉱油、C11−C13のイソパラフィン、ポリブテン、特に、Presperse Inc.からPermethyl 101Aとして市販されているイソヘキサデカンを含む。]
[0039] 10から30個の炭素原子を有している脂肪酸も化粧品に許容される担体として適当であろう。この種類の代表はペラルゴン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ヒドロキシステアリン酸およびベヘン酸である。]
[0040] 10から30個の炭素原子を有している脂肪アルコールは化粧品に許容される担体の別の有用な種類である。この種類の代表は、ステアリルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコールおよびセチルアルコールである。]
[0041] 増粘剤は本発明の組成物の化粧品に許容される担体の一部として利用できる。典型的な増粘剤は、架橋アクリレート(たとえばCarbopol 982(R))、疎水性に改質されたアクリレート(たとえばCarbopol 1382(R))、ポリアクリルアミド(たとえばSepigel 305(R))、アクリロイルメチルプロパンスルホン酸/塩ポリマーおよびコポリマー(たとえばAristoflex HMB(R)およびAVC(R))、セルロース誘導体および天然ガムを含む。有用なセルロース誘導体としては、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピルメトセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、エチルセルロースおよびヒドロキシメチルセルロースが挙げられる。本発明に好適な天然ガムは、グアー、キサンタン、スクレロチウム、カラゲナン、ペクチンおよびこれらのガムの組合せを含む。無機物、特にベントナイトおよびヘクトライトのようなクレー、ヒュームドシリカ、炭酸カルシウム、シリケートたとえばマグネシウムアルミニウムシリケート(Veegum(R))も増粘剤として使用できる。増粘剤の量は組成物の0.0001から10重量%、通常は0.001から1重量%、最適には0.01から0.5重量%の範囲でよい。]
[0042] 保湿剤も本発明に使用し得る。これらは一般に多価アルコール型材料である。典型的な多価アルコールは、グリセロール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、ヒドロキシプロピルソルビトール、ヘキシレングリコール、1,3−ブチレングリコール、イソプレングリコール、1,2,6−ヘキサントリオール、エトキシル化グリセロール、プロポキシル化グリセロールおよびそれらの混合物を含む。補助保湿剤の量は組成物の0.5から50重量%、好ましくは1から15重量%の範囲内のいずれかの値でよい。]
[0043] 本発明の化合物はいかなる形態でもよい。これらの形態はローション、クリーム、ロールオン配合物、スティック、ムース、エアゾールスプレー、ノンエアゾールスプレー、および、布(たとえば不織布)に塗布した配合物を含み得る。ジヒドロキシアセトンと本発明のカチオン性コポリマーとを含浸させたポリプロピレンまたは綿/ポリエステルの不織布が特に有用である。]
[0044] 界面活性剤も本発明の組成物中に存在し得る。存在するとき、界面活性剤の総濃度は、組成物の0.1から30重量%、好ましくは0.1から15重量%、最適には0.5から2重量%の範囲でよい。界面活性剤は、アニオン性、非イオン性、カチオン性および両性の界面活性剤から成るグループから選択され得る。特に好ましい非イオン性界面活性剤は、疎水性基1モルあたり2から100モルのエチレンオキシドまたはプロピレンオキシドと縮合したC10−C20の脂肪アルコールまたは酸疎水性基をもつ界面活性剤;2から20モルのアルキレンオキシドと縮合したC2−C10のアルキルフェノール;エチレングリコールのモノ−およびジ−脂肪酸エステル;脂肪酸モノグリセリド;ソルビタン、モノ−およびジ−C8−C20の脂肪酸;および、ポリオキシエチレンソルビタンならびにそれらの組合せである。アルキルポリグリコシドおよび糖脂肪アミド(たとえばメチルグルコンアミド)およびトリアルキルアミンオキシドも適当な非イオン性界面活性剤である。]
[0045] 好ましいアニオン性界面活性剤は、セッケン、アルキルエーテルスルフェートおよびスルホネート、アルキルスルフェートおよびスルホネート、アルキルベンゼンスルホネート、アルキルおよびジアルキルスルホスクシネート、C8−C20アシルイセチオネート、C8−C20アルキルエーテルホスフェート、C8−C20サルコシネート、C8−C20アシルラクチレート、スルホアセテートおよびそれらの組合せを含む。]
[0046] 有用な両性界面活性剤は、ココアミドプロピルベタイン、C12−C20トリアルキルベタイン、ラウロアンホ酢酸ナトリウムおよびラウロジアンホ酢酸ナトリウムを含む。]
[0047] 日光遮蔽有効物質も本発明の組成物に含有させ得る。これらは、290から400nmの範囲の紫外線内部で吸収性の少なくとも1つの発色団を有する有機化合物である。発色性有機日光遮蔽剤は以下の種類に分類できる(具体例も示す):p−アミノ安息香酸、その塩およびその誘導体(エチル、イソブチルおよびグリセリルエステル;p−ジメチルアミノ安息香酸);アントラニレート(o−アミノベンゾエート;メチル、メンチル、フェニル、ベンジル、フェニルエチル、リナリル、テルピニルおよびシクロヘキセニルエステル);サリチレート(オクチル、アミル、フェニル、ベンジル、メンチル、グリセリルおよびジプロピレングリコールエステル);シンナミン酸誘導体(メンチルおよびベンジルエステル、アルファ−フェニルシンナモニトリル、ブチルシンナモイルピルベート);ジヒドロキシシンナミン酸誘導体(ウンベリフェロン、メチルウンベリフェロン、メチルアセト−ウンベリフェロン);トリヒドロキシシンナミン酸誘導体(エスクレチン、メチルエスクレチン、ダフネチン、ならびに、グルコシド類、エスクリンおよびダフニン);炭化水素(ジフェニルブタジエン、スチルベン);ジベンザルアセトンおよびベンザルアセトフェノン;ナフトールスルフェート(2−ナフトール−3,6−ジスルホン酸および2−ナフトール−6,8−ジスルホン酸のナトリウム塩);ジヒドロキシ−ナフトエ酸およびその塩;o−およびp−ヒドロキシビフェニルジスルホネート;クマリン誘導体(7−ヒドロキシ、7−メチル、3−フェニル);ジアゾール(2−アセチル−3−ブロモインダゾール、フェニルベンズオキサゾール、メチルナフトオキサゾール、様々なアリールベンゾチアゾール);キニン塩(ビスルフェート、スルフェート、クロリド、オレエートおよびタンネート);キノリン誘導体(8−ヒドロキシキノリン塩、2−フェニルキノリン);ヒドロキシ−またはメトキシ−置換ベンゾフェノン;尿酸およびビルリック酸;タンニン酸およびその誘導体(たとえばヘキサエチルエーテル);(ブチルカルビチル)(6−プロピルピペロニル)エーテル;ヒドロキノン;ベンゾフェノン(オキシベンゾン、スリソベンゾン、ジオキシベンゾン、ベンゾレゾルシノール、2,2’−4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、オクタベンゾン;4−イソプロピルジベンゾイルメタン;ブチルメトキシジベンゾイルメタン;エトクリレン;および4−イソプロピル−ジベンゾイルメタン)。特に有用なものは、2−エチルヘキシルp−メトキシシンナメート、4,4’−t−ブチルメトキシジベンゾイルメタン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、オクチルジメチルp−アミノ安息香酸、ジガロイルトリオレエート、2,2−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、エチル4−[ビス(ヒドロキシプロピル)]アミノベンゾエート、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレート、2−エチルヘキシルサリチレート、グリセリルp−アミノベンゾエート、3,3,5−トリメチルシクロヘキシルサリチレート、メチルアントラニレート、p−ジメチルアミノ安息香酸またはアミノベンゾエート、2−エチルヘキシルp−ジメチルアミノベンゾエート、2−フェニルベンズイミダゾール−5−スルホン酸、2−(p−ジメチルアミノフェニル)−5−スルホニオベンズオキサゾン酸およびそれらの混合物である。]
[0048] エチルヘキシルp−メトキシシンナメート(パルソールMCX(R)として入手可能)、アボベンゼン(パルソール1789(R)として入手可能)およびDermablock OS(R)(オクチルサリチレート)のような材料が特に好ましい。]
[0049] 有機日光遮蔽剤の量は組成物の0.1から15重量%、好ましくは0.5から10重量%、最適には1から8重量%の範囲でよい。]
[0050] また、高分子量多孔質球形粒子の形態の水不溶性有機材料の存在も有利であろう。“多孔質”という用語は、連続気泡構造または独立気泡構造を意味する。好ましくは粒子が中空ビーズでない。体積平均粒度は0.1から100、好ましくは1から50、より好ましくは5以上、特に5から15、最適には6から10μmの範囲であろう。有機のポリマーまたはコポリマーが好ましい材料であり、酸、塩またはエステル形態のアクリル酸およびメタクリル酸、メチルアクリレート、エチルアクリレート、エチレン、プロピレン、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、マレイン酸、ビニルピロリドン、スチレン、ブタジエンおよびそれらの混合物を含むモノマーから形成され得る。ポリマーは架橋形態が特に有用である。多孔質粒子の気泡が空気、窒素または炭化水素のような気体で満たされていてもよい。吸油量(ヒマシ油)は多孔率の尺度であり、好ましい非限定実施態様においては90から500、好ましくは100から200、最適には120から180ml/100グラムの範囲であろう。好ましい非限定実施態様における粒子の密度は0.08から0.55、好ましくは0.15から0.48g/cm3の範囲であろう。]
[0051] 代表的な多孔質ポリマーは、ポリメチルメタクリレートおよび架橋ポリスチレンを含む。ポリメチルメタクリレート(Ganzpearl(R)GMP820としてPresperse,Inc.,Piscataway,New Jerseyから入手可能)が最も好ましい。]
[0052] 水不溶性高分子量多孔質粒子の量は、組成物の0.01から10重量%、好ましくは0.1から5重量%、最適には0.3から2重量%の範囲でよい。]
[0053] 潜在的に有害な微生物の増殖を防御するために本発明の組成物に保存剤を組込むのが望ましい。特に好ましい保存剤は、フェノキシエタノール、メチルパラベン、プロピルパラベン、イミダゾリジニルウレア、ジメチロールジメチルヒダントイン、エチレンジアミン四酢酸塩(EDTA)、ジヒドロ酢酸ナトリウム、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、ヨードプロピンブチルカーバメートおよびベンジルアルコールである。保存剤は組成物の用途および保存剤と他の成分との不適合の可能性を考慮して選択されるべきである。保存剤は好ましくは組成物の0.01から2重量%の範囲の量で使用される。]
[0054] 場合によっては様々な植物エキスを本発明の組成物に含有させ得る。このようなエキスは水溶性であるかまたは水不溶性であり、それぞれ親水性または疎水性の溶媒に担持される。水およびエタノールがエキスの好ましい溶媒である。代表的なエキスは、緑茶、カモミール、カンゾウ、アロエベラ、グレープシード、温州ミカン、ヤナギ樹皮、セージ、タイムおよびローズマリーのエキスを含む。]
[0055] リポ酸、レチノキシトリメチルシラン(Clariant Corp.から商標Silcare 1M−75で入手可能)、デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)およびそれらの組合せのような材料も含有させ得る。セラミド類(セラミド1、セラミド3、セラミド3Bおよびセラミド6を含む)および擬似セラミドも有用であろう。これらの材料の量は組成物の0.000001から10重量%、好ましくは0.0001から1重量%の範囲でよい。]
[0056] 色素、乳白剤および研磨剤も本発明の組成物に含有させ得る。これらの物質のおのおのは組成物の0.05から5重量%、好ましくは0.1から3重量%の範囲でよい。]
[0057] 本発明の皮膚用組成物およびその使用に好適なさらに別の有効物質は、クレアチン、レスベラトロール、ヒアルロン酸(特に分子量が約800のもの)およびそれらの組合せを含む。それらの量は組成物の0.000001から5重量%、好ましくは0.001から1重量%の範囲でよい。]
[0058] 本発明の組成物はまたビタミン類も含有し得る。代表的な水溶性ビタミンは、ナイアシンアミド、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンCおよびビオチンである。有用な水不溶性ビタミンとしては、ビタミンA(レチノール)、ビタミンAパルミテート、アスコルビルテトライソパルミテート、ビタミンE(トコフェロール)、ビタミンEアセテートおよびDL−パンテノールがある。本発明の組成物中に存在するとき、ビタミンの総量は組成物の0.001から10重量%、好ましくは0.01から1重量%、最適には0.1から0.5重量%の範囲でよい。]
[0059] 皮膚剥脱剤はまた別の任意成分である。代表例はアルファ−ヒドロキシカルボン酸およびベータ−ヒドロキシカルボン酸とこれらの酸の塩である。前者としてはグリコール酸、乳酸およびリンゴ酸の塩がある。サリチル酸はベータ−ヒドロキシカルボン酸の代表である。存在するとき、これらの材料の量は組成物の0.1から15重量%の範囲でよい。]
[0060] 試験実施例および比較実施例を除いてまたは他の明白な指示のある場合を除いて、本明細書中の材料の量を指示するすべての数値は“約”という語で修飾されていると理解されたい。]
[0061] “含んでいる”という用語は、その後に記述されたいずれかの要素に限定されるものでなく、具体的に記述されていないが多かれ少なかれ機能的に重要な要素を含意する。言い替えると、列挙された段階、要素または選択肢が網羅的である必要はない。“包含している”または“有している”という用語が使用されているとき、これらの用語は常に、上記に定義した“含んでいる”と等価の意味である。]
[0062] すべての特許、特許出願および印刷された刊行物を含むこの文中で言及したすべての文献は参照によってその記載内容全体が本明細書に組込まれるものとする。]
[0063] 以下の実施例は本発明の実施態様をより詳細に説明する。本文中および特許請求の範囲で言及したすべての部、パーセンテージおよび割合は他の指示がない限り重量基準の値である。]
[0064] (実施例1−8)
本発明に適した配合物を表Iに示す。]
[0065] (実施例9−22)
輝きは、Novogloss(R)光沢計によって測定した光沢度の形態で評価した。光沢計の初期配置は、デテクタおよび光源の双方が法線から85度となるように設定した。適当な反射標準を使用して計器を校正した。光沢度(輝き)は、処理前測定値と処理後測定値とのパーセント差として示す。数値が大きいほど(またはマイナスの数値が小さいほど)輝き効果が大きい。]
[0066] ソフトフォーカス効果は曇り度の測定を利用して評価した。この測定には、Hunter Lab分光比色計を使用した。この計器は入射角0度および反射角45度(双方とも法線に対して)の光学配置を有していた。不透明表面からの反射の測定値によってソフトフォーカス効果を評価する。これらの測定値を曇り度として示す。曇り度は、初期(0時点)読取りと処理後の最終読取りとの差である。曇り度が高いほどソフトフォーカス効果が大きい。]
[0067] 20mgに計量したサンプル配合物をヒトの前腕に塗布し、20分間自然乾燥した。次に処理した前腕を流水下で2分間すすぎ、さらに20分間自然乾燥した。その後、処理した領域をHunter Lab分光比色計および光沢計で走査した。すすぎ前の状態およびすすぎ後の状態の双方について処理の前後の変化を記録し、パーセント光沢度および曇り度をそれぞれ算出した。]
[0068] ]
[0069] ]
[0070] 実施例9は対照である。二酸化チタンが存在するので輝き/光沢度およびソフトフォーカス/曇り度に関して些少な効果が観察された。実施例10、13および16は、基底配合物の成分(対照)に加えて、シリコーンエラストマーとそれぞれ1種類のカチオン性コポリマーとをさらに含んでいた。コポリマーの詳細は以下の通りである。Merquat(R)は、アクリルアミド/メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムメチルスルフェートコポリマーの商標である。Simulgel INS(R)は、ヒドロキシエチルアクリレート/アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウムコポリマーの商標である。Copolymer 7688 MPは、アクリルアミド/アクリロイルエチルトリメチルアンモニウムクロリド/トリス(ヒドロキシメチル)アクリルアミドメタンコポリマーの商標である。これらの配合物はいずれも対照に比べてソフトフォーカス/曇り度の改善を示した。この有利性は実施例13(7688 MP使用)のすすぎ前およびすすぎ後の双方の曇り度の値について特に顕著であった。しかしながら、光沢度変化によって測定した輝きは3つの配合物のいずれにおいても対照よりも低い値であった。]
[0071] 実施例11、14および17は、カチオン性コポリマーと光反射性円板形(LRPS)粒子を含有するがシリコーンエラストマーを含有しない基底組成物を表す。実施例14(7688 MP使用)は他のコポリマー配合物に比べて輝き/光沢度がかなりの有利性を示した。曇り度も改善されていた。]
[0072] 実施例12、15および18はカチオン性コポリマーを添加した基底成分を示す。ソフトフォーカス/曇り度の有利性は明らかであったが輝き/光沢度は対照よりも劣っていた。]
[0073] 実施例19はカチオン性コポリマー以外の全ての成分の存在を表す。すすぎ後の光沢度および曇り度は対照よりも改善されてはいなかった。]
実施例

[0074] 実施例20、21および22は完全配合物である。これらは基底成分に加えて、カチオン性ポリマー、シリコーンエラストマーおよびLRPS粒子を含有する。コポリマーとして7688 MPを使用した実施例21はすすぎ前およびすすぎ後の双方の評価で抜群のソフトフォーカス/曇り度を示した。実施例20および22も双方の利点の改善を与えたが、改善の程度は実施例21ほど大きくなかった。]
权利要求:

請求項1
(i)0.01から30重量%の架橋シリコーンエラストマー、(ii)アクリロイルエチルトリ(C1−C3アルキル)アンモニウム塩のモノマー単位を含んでいる0.1から20重量%のカチオン性コポリマー、(iii)0.1から5重量%の光反射性円板形粒子、および(iv)化粧品に許容される担体、を含む化粧用組成物。
請求項2
カチオン性コポリマーがさらに、スチレン、アクリル酸、メタクリル酸、塩化ビニル、酢酸ビニル、ビニルピロリドン、イソプレン、ビニルアルコール、ビニルメチルエーテル、クロロ−スチレン、ジアルキルアミノ−スチレン、マレイン酸、アクリルアミド、メタクリルアミド、トリス(ヒドロキシメチル)−アクリルアミドメタンおよびそれらの混合物から成るグループから選択されたモノマー単位を含む請求項1または2に記載の製品。
請求項3
塩が、塩化物、臭化物、硫酸塩、スルホン酸塩、メトスルホン酸塩、硝酸塩、トシラート、リン酸塩およびホスホン酸塩から成るグループから選択される請求項1または2に記載の製品。
請求項4
カチオン性コポリマーが、アクリルアミド/アクリロイルエチルトリメチルアンモニウムクロリド/トリス(ヒドロキシメチル−アクリルアミドメタン)コポリマーである請求項1に記載の製品。
請求項5
光反射性無機円板形粒子が10,000から30,000nmの体積平均粒度を有している請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
請求項6
光反射性無機円板形粒子が二酸化チタン被覆雲母またはオキシ塩化ビスマスから選択される請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
請求項7
さらに、0.01から10重量%の多孔質ポリメチルメタクリレート粒子を含む請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
請求項8
さらに体積平均粒度が1,000から10,000nmの範囲である無被覆雲母を0.05から2重量%の量で含む請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
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